15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>842

「良いよ、別に。じゃあ俺はそろそろ出るから、良い子で待ってるんだぞ」

そう言いながら着替え、莉斗に再度近付くと子供にするように頭を撫でる。
こうして一人で留守番させるのはあまり無いので、何だか心配だ。


>>843
※了解しました。

「ふぅ、終わった……」

そう一息吐くと同時に定時を知らせるチャイムが鳴った。
ギリギリ間に合って良かったと心の底から安堵する。
帰りの支度をしようと鞄に出していた私物を入れていく。

---

「俺はどっちでも良いけど……絢斗の場合、兄さんに聞いた方が良いんじゃないのか？」

此方が決めるより彼が決めた方が良いと思った。
彼方はあまり親とは親密ではないし、あまり心配もされないから何時でも良い。けど、彼は違うだろう。
そう考えたので彼の意見を優先にと思ったのだ。