大人なりきり掲示板
- Re: 【3L対応】人外と恋をしませんか?(募集中) ( No.146 )
- 日時: 2019/01/09 20:08
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 ◆kGPnsPzdKU (ID: tyHe3Nhg)
>>145
※了解しました。
此方からの返信でも返しづらい場面がありましたら、遠慮なく言ってください。
彼が面白そうに笑うため、彩乃は「そんなに笑う?」と疑問を抱いたが三狸の「狐じゃない」という言葉に納得した。
彼は自分が狐だと勘違いされたと思っているらしい。勿論、彩乃は三狸の事を狐だとは思っていかない。寧ろ狐の方が良かったと思っているのだ。
「別に狐だとは思ってない。ただ、余りが出たから……」
ボソッと呟くように言いながら、三狸が食べないのならこの油揚げは冷凍しとこうかと考える。
彼に料理名を聞かれ、彩乃は少し恥ずかしかった。
どうせ彼の事だから『油揚げが残る料理って?』とでも考えているのだろう。
でも実際、彩乃が油揚げを使って作っている料理はお味噌汁だ。
油揚げが残ったのは、ただの彩乃のミスだ。
彩乃は答えにづらくなり、黙ってしまった。
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怪しい人影は何やらマスクをして何か作業をしている。
もう少し近くで見たいと思い、そっと優樹は近付いてみる。
だが、すぐに歩みは止まった。
鼻孔を擽る悪臭は酷いものだった。まるで、死体から出る死臭のようだ。
いや、もしかしたら……
そこまで思考を巡らすと、優樹はゴクリと生唾を飲み込んだ。
見たい、見てみたい。こんなにも興味が湧いてくるなんて初めてだ。
そう思い、覚悟を決めて優樹はその人物に話しかけてみた。
「あの、何をしているんですか?」
優樹は人物に近付きながら問う。
しかし、その人物が持っているものを見て優樹は固まった。
相手が持っているのは死体だ。作り物ではない、正真正銘の死体。
それを見た優樹は恐怖を覚え、一歩下がった。
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