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ぼふっと白いシーツの敷かれたベットに腰をかける。座るだけで得る安心感と安らぎに、其処まで身体に重い負担がかかっていたのかと改めて思った。そのまま横になろうかと思ったが、同室者の彼は口を開き問いかけてきた。ちらりと横目にそれを見れば、あぁ唯のガラクタかと淡々に思った。剣の形はしているが、自分からしたら唯の真似事にしかないガラクタだ。周りは剣だと言うが、こんな物、足元にも及ばない

「あぁ。まぁ、失敗作だがな」

剣の下に敷かれた白い布は、唯机が傷付かぬ様にと敷いただけの代物だ。その上の剣は、相変わらず「何故きちんと作ってくれないのだ」と私を責め立てる様に鈍く光る。ごめんな、そう思うのと同時に横になる