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指を引き抜かれたそこは、肉を桃色に色づかせながら、先程の刺激をまた求める様にひくひくといやらしく波打つ。刺激に酔い痴れ濡れたそこは、自分のものとは思えない程だった。この男に身体を作り変えられてしまったのだろうか？そう思うぐらい、不思議だった。彼は入れるぞ、と言ったが、何を入れるのだろうか。指以外に、何かを入れられるのだろうか。此処からでは見えない後ろの様子に少しだけ怯えつつ、ふらつく体を支えていると、ふと後孔に熱いものが当てられる。エーミャは、その正体が分かった。否、分かってしまった

「やっ、だめ、そんな…入らないっ…！」

いやいやと首を振る。口から放たれた言葉は、一転して見ると相手の性器を大きいと言っている風に見える。どうにか入れない様に、と前を見るが、そこは壁。しまった、と壁に手をつくが、その様子は今から入れられることを準備する娼婦の様だ。そんなことも知らず、エーミャは来ようとしている相手のものに恐怖していた