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辛いか、と聞かれそれに素直に応じて辛すぎると言ってやろうかと思ったが、身体がどうもおかしい事に気付いた。まだ先の快楽が欲しいと、腹の辺りが熱くなっている。こんなこと、生まれて一度もなかったのに。不思議な感覚に困惑していると同時に、私の唇からとんでもない言葉が飛び出た

「つら、くない…っ、」

最後に小さく「もっと」と言ったのは耳を塞ぎたくなる。今の私の心の中には悪魔が入り込んでいるんだそうに違いないうん。現実逃避がしたくなる程の愚かな行為に目眩がしているのにも関わらず、相変わらず腹はきゅんきゅんと切なげに鳴いている。もしや、私は、彼に欲情していると…いうのか？そんな、あり得ない。びっくりなことが起きすぎて混乱しているんだ。そうに違いない。そうじゃないと、困る