部屋から出て、先程自身が往復してきた長廊下を歩く。「契約方じゃが、…師弟関係を結ぶに於て大事な仕来たりで邪な気持ちを持つ者は触れる事さえ出来ぬ誓書なのだがグザリフは心配無用じゃろうな。」三人で歩き乍契約について流石に触れられない事は無いだろう、アタシが認めた者なのだから信用しているし、契約は難なく成功するだろう後は彼の努力や気持ち次第であって期待してる事も伝えつつ説明をしていき、彼の様子をチラリと窺う。