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>>571

「ん、良い子」

クリスは上記を言うと微笑む。
すると、不意に「お前、まだイッてないよな？」と問いかける。
此方だけ達するのは何だか気が引けるので、彼もイかせてあげようと考えたのだ。


>>572

契約、願い……翼、尻尾。
耳や目に届く情報全てが非日常的だ。
でも、彼の様子から嘘ではないようだ。
その証拠に尻尾は動いている。
不意に彼が瞳を潤ませているのを見ると、聖也は慌てて言葉を紡いだ。

「だ、大丈夫です。少し驚きましたけど……見捨てるなんてそんな……」

今思い出したが、サキュバスのご飯は人間の精気だった。
ありつけなかった、という事は大変だったって事だ。
今回は見逃してあげても良いだろうと思った。

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「うん。俺も、愛してるぞ。零」

耳元で囁き、耳朶を食む。
そして、もう何も出なくなった彼のモノの先端を指先で抉るように触る。
更に律動を速め、ラストスパートを掛ける。