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眩しい程の朝日と、ちゅんちゅんと愛らしい小鳥の囀りにぱちりと目を覚ます。側に置いてあったスマホを手探りで当て、自分の眼前に持っていくと小慣れた手つきで起動する。79%のバッテリーと猫のロック画面の上に浮かぶ無機物な数字は、朝の7時を示していた。それをぼうっと見つめた後、重力に任せて腕を下ろしスマホを離す。温かいベットに名残惜しく思いながら立ち上がって起き上がれば、朝食はどうしようかなんて考えながらリビングを通じてキッチンへと進んでいき、段々と意識を覚ましていった

「おはよう、今日も良い天気だな」

キッチンの近くにある水槽の中の魚達に小さくそう言えばガラスを一撫でする。手に集まってくる魚達に薄笑いを浮かべながら餌をやれば、そのままキッチンに行き手を洗った。今日は久し振りの休日だし、パンケーキにでもしよう。エプロンをつけて腕まくりをすれば、士郎はひんやりとした冷蔵庫を開けた