>>103樹「ホントだ…………あっ、私は樹。あなたの名前は?」尻尾を見てピクピクと動く彼の耳にそっと触れ、耳が本物だと確かめる。先程別の森に変化してしまったことから、この森は人間の住むところではないのかもと思い始めるが、とりあえず人間と呼ばれるのは嫌なので彼に自分の名前を教える。