「そこの人、何かお困り?」木の枝の上に座り、黒い帽子の広いつばを指で摘みながら、相手に声をかこ怪しげに目を細める。人間と何ら変わらない出で立ちではあったが、人ならざる雰囲気を持っていた「ん、…ふく、脱げ…る?」その様子にキュンとし、もっと気持ちよくさせたいと思ってしまう。元から年下には弱い性質だった故に、母性を感じ始めると子供に話しかける様にそう優しく問いかけて