「あらあら寝ちゃったか……どうしよっかな、これから」ポンポンと背中を一定のリズムで優しく叩き、もう片方の手で頭を撫でながら呟く。最後まで面倒を見てやろうかな、そう思った瞬間その決断を促す様に風が吹き結んだ髪が靡いた「ぁ、…あ…っ、!」その形容し難い快感にガクガクと足を震わせながら、言葉にならない喃語を繰り返す。頭が可笑しくなってしまいそうな未知の感覚に唯々身体はポロポロと涙を流していた