>>388「うおっ」いきなり身動きが取れなくなり、見知らぬ青年が現れてみるみるうちに大和の口角が上がる。ゆらりと揺れる尾をみて目が輝いた。「すげぇホントに妖怪だ」「俺、片岡大和。ここに来れば神隠しされる〜って聞いて来てみたんだよね、お兄さんって猫又?」俺のこと食べんの?と興味津々で聞く。危機感などなくこの状況を心底楽しいと思っているようだった