「ん、何…この甘い匂い……っは、あ…!」鼻腔を通って来たその不自然な香りに呟いた瞬間、ガクッと身体に力が入らなくなる。視界が朦朧としだしたが、何故か絢斗だけはきちんと見える。そして欲望が目の前の彼を楽にしてあげろと命令しだす