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>>99
冥様
斎条「何って分かるだろ？　擽ってんだよ」

　つーぅと脇腹を上から下に掛けてなぞるように触れながらも紅くなっているユリを見てにやりと笑みを浮かべて、云う。脇腹を擽っていたからか、馬乗りにはなっていないものの結構至近距離のままだった。


>>100
愛様
風見「それは、俺が言わなきゃいけない台詞だよ。渡和は、何も考えなくても大丈夫」

　身体を震わせる渡和に、軽率だったと反省しているような顔を一瞬するも、渡和が安心するように渡和の頭に手を伸ばして優しく梳かすように撫でつつ、

「うん、美味しい。やっぱり、二人で飲むと普段よりもっと美味しいねー。」

　聞かれて、思った事を口にしつつも、美味しい日本酒と何だか色っぽくなった渡和にちょっと理性が保たなくなりそうと何時もより酔いそうな感覚がするが、それを感じさせないにこやかな笑みを浮かべて。