15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>150
冥様
　引き止めるように腕を掴まれて、思わずゆりの方を見る。言葉は引き止めはしていないが、寂しそうな顔をしているので、言葉が出てくるのに少しだけ時間が掛かった。女って奴は。と内心で悪態をつけるも、それ以上の言葉は裡にあれど、出てこず

斎条「...、...あぁ」

　ゆりの様子に揺らいだものの、一度口にした事だからかそれとも、違う事でかは分からないが短く返事をし、自分の腕を掴んでいるゆりの手を反対の手で腕から引き剥がすように手首を掴んで放す。


>>151
上級天使ガヴリール様
風見「それは綾と話すのが楽しいからー。　そうかなー？俺より格好いい人はいっぱい居るから」

　「でも、ありがとー。」と本当は綾が会って居ないだけで。とそんな言葉が喉まで来ていたが、そこを礼に変えて口にする。綾が本気で云ってないにしろ、今一番会って楽しいと思うのは綾だけなのでそんな人に褒められると素で嬉しい為か、しまりのない照れたような笑みを浮かべるも

「え。えぇっと...俺のしたいことねー。　それなら、綾の琴が聞きたいなー？」

　振られると思ってなかったのか。素ッ頓狂な声を上げてから悩むような困ったような表情になりながら、部屋の隅にあった琴に目を映すと琴を手で差してそう口にすると綾の方を見て。　


>>152
愛様
風見「...ん、そっかー。　そんな可愛い事云ってくれるなんて、嬉しいー」

　思わず、良いのと聞き返してしまいそうになるが、聞き返してしまうと渡和の様子から取消しになってしまうかもしれないと思い、何とか口には出さずに飲み込み。嬉しそうに熱っぽい眼差しのまま思っていることを口にする。

　ずっと見ていられるくらいに恥ずかしがる渡和は最初よりずっと魅力的で、見つめていたが。止めを刺すかのような少なくなっていた理性を壊すような言葉に

「っ後悔しない？　俺、乱暴しちゃうかもしれないよー？」

　勿論、そんな事はしない。しないようにはするが、そんな渡和の優しさに甘んじてしまうかもしれない。と壊れ物を扱うように渡和の頬を撫でつつ、そんな言葉を投げ掛けていて。