>青戸和成笑みを溢す和成の髪を軽く乾かすと、薬袋も自身の髪をもう一つのタオルで乾かした。髪の水分を吸い湿ったタオルを傍らにある籠へと入れ、廊下へ続く脱衣場の扉を開ける。「おいで」目的の場所はリビングのさらに先、寝室である。その事を滲ませる様に、薬袋は廊下へと足を進ませた。※ お久しぶりです。大丈夫ですよ。