>青戸和成疑問を滲ませつつも頷く彼の首筋に、薬袋が淡い口づけを降らした。「大丈夫、優しくするから」酷い事はしないし、痛くもしない。そう伝えるよう囁き、右手を彼の肌から離すと、ローションを手のひらに垂らす。艶々とした液体が、薬袋の指の隙間から数滴溢れた。