利明の言葉を聞き驚きはしたが、ほっとしてしまった。「…嫌われてるかと、思ったろ」気持ち悪いだろ、死んだ方が、という言葉を聞きながら困ったように笑って言った。嫌われてるわけじゃないなら、こいつを楽にしてあげたい。そう思うのは、大切な幼なじみだからか、それとも…「お前の好きに抱けばいいだろ、俺は傷つかねぇよ」そう言い優しく頭を撫でて言った。