伯璃様「じゃあここの家臣は住み込みになるから、荷物を持って明日までに来るように」紫欧はそう言いながら淡々と今後のことなどの話を始めた。浅葱様「俺は由依ちゃんが好きだから、番にしようと思ってるよ?」櫂の言葉を聞き、かっと目を見開いた。朱里の中で、どうして奪われたくないと思っている結論が分からなかった。「…京殿は、どうしたいですか?」