>>77「.......っ!」 当夜の姿を見て驚くように目を見開く。己の仕える主君に、こんな形で助けられるなんて思ってもいなかったから。栄登が紫欧を止めた時も驚いたが.......「.......ごめんなさい。僕がちゃんとヒートの周期を考えて抑制剤を服用しなかったから.......紫欧を、巻き込んでしまった.......」