大人なりきり掲示板
- Re: 【BL】冬と緑とUFOキャッチャー【募集中】 ( No.184 )
- 日時: 2019/04/13 20:50
- 名前: 安城 (ID: RlTplW.v)
>>182
怒っているのに褒められていると勘違いしている頭の良い鈍感な燐くんの行為に、飼い主である彼につけ口でもしようかと思ったが、如何せん甘ったれな僕は「大丈夫です」と片付けてしまった。だって燐くんがこんなことをしていると知ったら、彼はきっと怒るだろうから。両者とも優しい、だからそんな2人がそうあっているのは見たくないのだ。でも、やっぱり言った方が良かったかもしれない
「…っ、燐くん…やめよ、ね…っ?」
秘部と傷口を舐められまいかとヒヤヒヤしながら、その舌の感触にぞくぞくと肌を震わせる。秘部に届きそうなその舌にヒヤリとして、彼の額を抑える手とは違うもう片方の手で秘部を隠す。彼も彼で悪いけど、動物の舌なんかで反応しそうになっているこの身体も十分悪くて浅ましくて、つい泣きそうになる。早く洗い終わらないかと零さんを見るも、まだ終わることのなさそうなその様子にまた泣きそうになった
>>183
仕事を終えパソコンの電源を落とすと、ぐっと背を伸ばし固まった身体を解す。肩に手を置きコキコキと軽く首を鳴らすと、丁度良く鳴ったインターホンの音に立ち上がった。そしてガチャりと少し思いドアを開けると、そこには数時間前の彼が立っていて
「…おかえりなさい、早かったのね」
彼は口が正直なのだろうか。また何かを言い直した様子にくすりと笑うと、目尻を下げて微笑んだまま子供を待っていた母親の様に夫を待っていた嫁の様にそう言う。荷物の入ったキャリーケースは随分と重々しく、がっしりと決意が込められていてなんともお堅いものだった。だがそのもう一方の手に握られた材料の入ったスーパーの白い袋は、先程のキャリーケースとは全くの不釣り合いで笑ってしまいそうだった。でもちゃんと自分が言ったように買ってきてくれた様で、なんとも嬉しかった。最初の印象は良いな、と心の中の評価表に丸を付けながら彼をまた中へと案内する