大人なりきり掲示板

Re: 【BL】冬と緑とUFOキャッチャー【募集中】 ( No.187 )
日時: 2019/04/13 23:33
名前: 安城 (ID: RlTplW.v)

>>185

助かった、ホッと息をつく。無意識でもあちらに注意を向けてくれた零に感謝をしながら、頬から伝う冷や汗を拭った。ちらりと自分の秘部を見てみると、有難いことに全く反応していなかった。それにまたホッとすると、自分も髪を洗おうと掌にシャンプーを零して。シャンプーの液が乗った掌を顔に近づけると、ふわりとした爽やかで良い匂いが鼻腔をくすぐる。会社に置いてあった甘ったるくて雑な作りの安っぽいシャンプーとは大違いだ、と思いながらも掌に馴染ませながら泡立てる

>>186

美味しい料理、先程リクエストしたペペロンチーノを思い出せば自然と気分が良くなる。最近ゆっくりできなかったし、久しぶりの大好物に有りつけるということで心が舞い上がっているのだろう。照れくさそうに笑う相手にこちらもふわりと柔らかく笑い返せばこくりと嬉しそうに頷いて

「今日から此処が君の部屋。好きに使ってくれても良いけど、僕の部屋でもあるからあんまり荒らさないでね?」

少し歩いてある一室に彼を案内する。左側に黒谷のベットが、右側に椎名のベットが置かれている。そう、お分かりの通り寝室が一緒なのだ。リビングで仕事をしている椎名にとって、寝室はどう使ってくれても構わない所だった。2つのベットだけが置かれたとてもシンプルな部屋は、新生活という言葉を体現したかの様に潔癖な初々しさを醸し出している。椎名は部屋に入ってそう説明しながら自分のベットに腰掛けると、相手を見ながら首を傾げてにこりと笑う。仕事を終えた椎名はちょうど良いと言わんばかりに、後頭部に付けたバレッタを外し、長い髪を下ろす。そしてバレッタを傍に於けば甘える様な仕草と声で早速弟子に注文をした

「私、お腹すいちゃったなぁ…ペペロンチーノ、作ってよ」

今度はちゃんと言えた、と内心ドヤ顔をしつつもにっこりと小悪魔的に笑って