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>>183

媚薬を見せられても、楓は薬の正体が分からず警戒するが彼の言葉を信じてしまい頷く。
彼が言っているのだから間違いない。自分は耐えれば良いのだ。そうすれば解放される。
楓は彼が持っている媚薬を手に取ると、一気に飲み干す。
すると、すぐに効果が出てきてしまい身体が熱くなる。
ここに連れて来られる時に吸わされた物とは違う感じに楓は戸惑う。

「ぁ、何、これ……身体、おかし……ッ」

自分で確かめるように身体に触れただけでも、身体中に変な感覚が襲う。
どうやら身体中が敏感になってしまったようだ。
こんな様子で自分は最後まで耐えられるのかと不安を覚えた。