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朔弥「っ！…なん、……。」
朔弥は通り魔殺人的存在でもあって、その実現場では惨事となっていた。
不覚を取り、そろそろ誰かが目撃する頃だろと思っている矢先、項にチクリと云う微かな違和感に首筋の後へと手を持っていこうとした時、次の瞬間身体がぐらりと傾き、意識が遠退いて暗転していった。

朔弥「ぅ…？なっ、何しやがる…！」
何も着用していない肌寒さや座らされているシートの質感が肌触りとして感じ目が覚める。
視線を彷徨わせ、自身の状態を確認すべく顔を下に向ければ、股間を露にさせられた体勢に羞恥を覚え顔を真っ赤にさせながらも、焦燥感に力任せでギチギチと音をたてさせ必死に足を閉じようと試みて。