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朔弥「やっ…いぁあ、ふ…んぁ…あっ…」

ﾋｭｯ…ﾋｭｰ、と小さく絶え絶えに息をして。
相手から与えられる甘い刺激に陥っていき、その快楽から逃げるように必死になって身体を捩ろうとした。

朔弥「……んぅう、っは…さく、や…朔弥ぁ…っ！」
零と名乗る奴は此方の名を聞いてくる。名乗られても此方からの呼び方は例外を除き変えはしないし、こんな最中に聞くか？とうんざりしつつ、そんな零からの問に貴様に教える筋合いは無い、問答無用と云うように意地になって頑なに名を言おうとしなかったが、徐々にそんな思惑も削がれてきたのか半ば叫ぶ様に言い放ち。