>>108「はァーいオハヨー、顔洗ってきな」いつもは見れない紫月の姿を見て幸せそうに笑いながらそう言うと、目玉焼きとベーコンとトーストが乗った皿をテーブルに置く。やっとのぼり始めた太陽の光が窓の隙間から射し込んでいて、登校時間まではあと1時間と余裕があった