>>45「っ……嫌じゃ、ない……けど、それとこれとは別だからっ。も、もう帰る」 紫月は彼の言葉に顔を赤くする。落ち込んだ様子を見て心が痛むが、拒否を続ければさすがに無理矢理はしないだろうと思ってしっかりと断る。 気まずくなるのも嫌で帰ろうとドアノブに手をかける。