>>78藍はボスッという音を立ててベッドに倒れ込むと「あ゛ーーーーーー」と疲れきった低い声を出した。正直理性がギリギリだったこともありあのタイミングで紫月が目覚めたことに安堵した。「危ねぇ……また警戒されちまうとこだった……」目を瞑るとさっきの無防備な紫月の姿が浮かんでしまうので目は開いたまま紫月が風呂から出て帰ってくるまでその体制のままなのであった。