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>>100

「はっ……フィオは、こういうの慣れてるの？」

今更ながらの質問だが、やはり気になってしまう。
そう問い掛けながらも刺激する手は止めず、刺激を続ける。


>>101

「良かった……じゃあ、今度からは気を付けるね」

彼の言葉に安心したように微笑めば、今後の事を口にする。
それにしても彼は初々しい反応を示すんだな。
色々とされていると聞いたので、もっと慣れている感じだと思っていた。
勝手にそう思っていて、迂闊に行動してしまった自身を反省しながら次は何をしようかと考える。


>>102

「こら、煩くしないの。慣らさないまま入れるよ？」

ガチャガチャと拘束具が音を立てる。だが、当然その行動は無意味だ。
彼にとって脅しになるかは分からないが、上記を口にすれば中に入る指を増やして前立腺を刺激する。
威勢が良い彼も、快楽に溺れてしまえば雌となるだろう。


>>103

「ぁ、はい。分かりました」

彼の言葉に頷けば言い直すかのように「ただいま、です」と小声で言う。
部屋はシンプルな感じだった。余計な物がない、彼らしい部屋だ。
部屋を見回せばある物に目線が行き、途端に彼方は瞳を輝かせた。

「テレビがある……！あの、付けて良いですか？」

キラキラとした瞳を見せ、彼に問う。
彼方自身、もう成人している男性だが普通の環境で育っていないため成人しているのにも関わらず、子供のような瞳を見せる。

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「あー、やっぱりそうだよね。ごめん」

やはり引かれただけだった。
だが、亮一はあまり気にする素振りは見せず謝ってその話題はやめた。
でもやっぱり気になるものは気になってしまう。
どうやって調べられるか、と考えればやはりあの方法しか思い浮かばない。
けれど、それさ非常に強引なやり方だ。少し行動に移すのは気が引ける。
そうこうしている内に、自宅に着く。
車を止めれば「着いたよ」と声をかけ、車から下りる。