15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>167

ピザが入った箱を持って帰ってくれば、先程と同じ場所に座る。何を観てんだろうとチラッとテレビの方を見つつ、箱を机の上に置き手際よく箱を開けた。中身はチーズが沢山乗ったピザ、というところだ。相手に向かって「食べて良いぞ」と言いつつ早速一切れ手に取れば、一口かじり
「それって、何のやつ？　ドラマ？」
ピザを食べつつ、テレビをボーッと眺めれば何の番組か問いかける。最近はテレビを付けることが無かったため、最近の番組やドラマをあまり知らず

ー

差し出された茶を一口飲めば、元の位置に置き直す。飲み物への言及はないため文句等は無いのだろう。今の話を更に拡げても興味のないことだろうし、かといって自ら自分のことを話す気にもなれない。彼の収集家の一面には少し吃驚したが、よくよく考えれば、珍しいもの扱いされる自分を買っている。頭の中で色んなことを考えるが、口には出さず無言を貫いて