>>295「ぇ、ちょ、ちょっと、待って、ください……」微笑みながら近付いてくる彼の手元を見れば、何やら怪しい道具たち。その正体を知らないアリスは、無意識に後退りしてしまう。>>296「俺も、触っていい?」蛇なんてこんな間近には見ないし、触らせてくれるのなら触ってみたい。そのような好奇心を抱く半面、彼の事を知るためには彼と同じものを共有しなければという思いからであった。