>>326「…?じゃあ、お願いできるか?」傷の話を断ち切ったことで沈黙が流れた。俺は其の沈黙に、対して気にはしていなかったが彼はどうやら気まずい空気だと感じたのだろう。話題を変えるように、投げかけて来た言葉に対し真意を測りかねる故、横目で訝しげに疑いの目を向けながらも、頼む事にする。