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>>331

「ッ……！やっ、やだ、これッ……！」

自分の惨めな身体が鏡に写り、思わず目を逸らす。
こんな姿なんて見たくない。だけど興奮はしているのだろう、鏡に写った自分を見た身体は熱を持つ。


>>332

「さぁさぁ！この子は価値があると思いますよー」

司会がそう言えば、やはり食い付く輩はいる。
皆、不死には興味があるのだろう。圭太もその一人なのだから。
しかし、オークションも終わりに近付いている時の紹介だったため前に購入していった者たちは所持金が少ないらしい。
なので価値のあるであろう少女の値段はあまり上がらない。
今まで見ているだけだった圭太にとっては好都合だ。

「7000」

上記の言葉だけを発し、周りの反応を伺う。
周りはもう上げないつもりらしい。その瞬間、落札価格が決まった。
司会は「7000万で落札でーす！」と上機嫌な声を上げれば、商品に買い主の方へ歩くように指示をする。