15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

>>70

ほくほくとその幸福感を噛み締めていると、ふと御主人の心配そうな声がかかる。痛くない？と聞かれ思い出したかの様に自分の足に目を向けると、傷はついていないものの、少し赤くなっている。特に目立った外傷はない、と判断して「大丈夫です」と言おうとしたが、その前に大変なことに気がついてしまった。裸足ということは、外の汚れや埃が表皮に付着しているということ。あぁ、しまった！こんな状態では彼の傍にはいられない！

「申しわけありません、今すぐ処置しますので…！」

身にまとっている白い拘束着の裾をビリビリと破り、破り取った布を足に巻く。勿論、足に着いた汚れは事前に拭いた。これで室内などに入る時、この布を取れば綺麗な状態で地に足を付けれる

「お待たせしました、では参りましょう」

軽く頭を下げて言えば、目を細めて微笑む