>>17「ふーんそっか、じゃあ靴箱のとこで待ってるから……ねえ祐一」そう隣の祐一に話しかけて顔を覗き込むようにすると「今日俺の家、来る?」と言う。最近は祐一と一緒に帰れないことも多く家にも呼べていなかったこと、そして2年生になってから祐一がさらに色々な人から頼られているのを見て内心少し焦っていることがあり、そう聞いたのだった。