>>29祐一「あぁ、折角の約束を後回しにするような事はしないからな」 近付いてきた弦に笑顔でそう言う。やっぱり断ったのは正解だな。優先すべき物は守る。それが自分の中で出来たルールって物だ。 自分の靴を入れている靴棚まで歩き、靴を履き替える。弦の方を見れば、「じゃあ、行こうか」と再び笑顔で言って。