>>106「我慢出来ねえほど痛くなったら言ってくれな、マスター」そう言うと顔の位置を下に移して乾ききっていない傷口をそっとひと舐めする。魔力は少ないが立香の魔力を自分が直接独り占めしている状況にゾクっと背徳感を感じていた「ん……んっ…」立香の気を痛みからそらすために、指先で立香の二の腕から脇腹をツーっとなぞる