>>50すやすやという寝息が聞こえると、安心したように息を吐いて片腕は立香を抱きしめたままで仰向けになる。「(さて、どうみつけるかねぇ)」「(……悪ふざけでマスターに扮した時に感じた自己否定感と列島感、罪悪感……本人の気質でもあるようだが)」「マスターが素直に教えてくれるわきゃねえしなあ……」ぼそりと呟きながら寝ている立香の頬を優しく撫でる