>>60「う、ん……」 素直に頷けば目元に触れる手の温度に息を吐く。疲れも、怖さも、彼らが居てくれるなら感じない。何時もなら寝る時は女性サーヴァントを呼ぶのだが、今日はなんだか彼がよかったのだ。「あり、がと……おやすみ、クー」 ウトウトしながらも何とかそういえば、ふふっと息を吐くように笑って意識を闇の中へと沈めた。