>>91「じゃあいま1番痛えとこ教えて、見して」そう言ってから、昼と同様に立香を抱えて人気のない廊下を移動する。まだ朦朧とする頭は立香の魔力のことでいっぱいだった。マスターはどんなことをしても俺を信じてくれるのか、そんな疑問が常日頃あったのもひとつの理由だろう