大人なりきり掲示板
- Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.135 )
- 日時: 2019/06/21 00:20
- 名前: レゼルディア (ID: OrCsXVwf)
>>132
カメラのレンズを覗く自分の姿を見て、そう思うなんて。その発言にも驚いたが、次に彼が言った言葉が一番大きかった。
夜。彼の名前を聞くも聞き覚えが無い。だけど、カメラを向けたという言葉で、勘違いは疑問へと変わっていた。人間にカメラを向けた事の無い自分に対してそう言うのだ、作り物だと思っていた耳も尻尾も、この言葉で本物と思ってしまってもおかしくない。
バッグを漁り、一枚の写真を取り出す。あの黒猫の写った写真を。自分の目でそれを確かめた後、夜に写真を差し出した。
「君は……もしかして、この黒猫の……」
その時の驚きと戸惑いが混じった顔は、生憎鏡が無かった為分からなかった。
>>133
「それは待っ……ッ!」
何を言い出すかと思えば。止めようとしたが時すでに遅し、直接触れられた瞬間にビクッと体が軽く跳ねてしまった。驚いたのでは無く、謎の感覚によってだ。尻尾の毛が膨らんでいないから、感情的な何かでは無いのだろう。
(だったら何なんだよ……)
目を閉じて思考を巡らせる。離してくれないかと心の中で呟きながら。
>>134
「…………」
感情込もって言った言葉を単純で簡単な答えで返されて、呆気に取られる。いつのまにか毒気も抜けてしまい。何を言ったらいいのかも分からずに促されるままに席に座った。
……そんなあっさりと。
少し傷付いたのかもしれない。一瞬だけ傷んだ胸を気にしていたが、彼女の呟きに顔を上げる。
言葉でそう言ってても、やっぱり気にかけてくれるんだ。その事に嬉しさを覚える一方、どこか安心さを感じる。
「……私は飼い主じゃないわ。よく見かけるだけ。
寂しそうだから……会いに行ってあげなさいよ。ずっと貴女を待ってるみたいだし」
その本人は此処にいるのだが。きっと言っても信じないだろう。信じるタイミングに会えるまでは我慢。そう言い聞かせながら述べる。