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>>140
「？」

　男性がまた何か云った気がするが、言葉までは聞き取れず、ミィといつの間にか居た男性の分烏龍茶をグラスに入れてから、ミィと男性の方を向く。向くと同時かミィが簡単に説明し出した。

___神様か。

　死ぬ前の俺なら、その存在を信じなかっただろう。と思うが、今の俺は条件付きでテラとは別の神様に第２の人生を歩ませてもらっている。

　死ぬ前の一番親しかったものと会えば俺は消えることになる。しかも、俺はその親しかった者の記憶がないため、こうして先生の三つ目ぐらいの隠れ家を譲り受け、暮らしている。ミィと会ったのは第２の人生の時だ。だから、見えるのは一度死んだからだろう。と感じながらもテラは神様だから、分かるとは思うが、ミィは。とそこで

「ミィが人間になれたのは、お前が関係しているのか？」

　神様が居て、ミィが人間に。最初にミィに感じた何処か近いと感じたのはまさかと。思い、ミィとテラを交互に見てからテラに聞く。

　聞いていて神様にお前と云ってしまった事に云ってから気付いたが、それどころではなく織田作の声は僅かに震えていて。なら、どうして此所にと。ともしミィが俺と同じなら此所に居るのは何故だ？と内心思いながら、無意識にミィを見る。