>>180 前を歩いていたクロハが隣に来た事に疑問を抱いたが、理由を聞いて納得する。たしかにそうだ。クロハが暗闇に入ったら、きっと見えなくなってしまうかもしれない。そんな事を思う。 ふと、何を思ったのか、クロハの手をそっと握った。しっかりと、それでいて優しく。「これなら、見失わないだろ?」