大人なりきり掲示板
- Re: 【指名制、3L】とある願いを叶えた猫(募集中) ( No.33 )
- 日時: 2019/04/18 21:27
- 名前: レゼルディア (ID: An3hhqaa)
>>30
あぁ、変わらないな。以前会った時と全く同じでいてくれた事がうれしくて、微笑みながら静かに目を閉じる。
「貴方に会ったその日から、私は自身をソラと名乗り続けました。
そして雨の日、もう一度此処に来れば貴方に会えるんじゃないかと……」
先走った心の結末が、人になれる今なのだが。
しかし、その先で出会った神様を名乗る青年が、生きるチャンスを再び与えてくれた事、そして八重に再び会えた事、こうやって言葉にして気持ちを伝えれる事……全てがあまりにも奇跡すぎて、嬉しすぎて。気付けば、微笑んでいる筈なのに涙が流れて。
「良かった……本当に、良かった……」
>>31
「同類……?」
妙な言葉が引っ掛かり、呟く。彼は人間だろう。なのに何故自分と同類だなんて言葉を使うのだろうか。
と、そこまで考えた時にとある記憶がフラッシュバックした。神様……テラが彼の事を探っていたのを眺めていた時に、一瞬だけテラの表情が変化していたのだ。まさか、と思って考える振りをして後ろを向けば、まるで最初からいたかの様にテラが体育座りをしてこちらをみていた。
「僕だって彼がそんな風な奴だとは思ってなかったんだよ」
テラの言葉に呆れ顔としかめっ面を混ぜた様な表情を浮かべるも、そんな風って何だよ、なんて言葉を呑み込めば、表情を戻してクロハに向き直り「そう……なのか。本当に、ありがとう」と言った。
>>32
驚いたまま、そっと猫耳に触れる。それは作り物とは思えない触り心地で、ちゃんと血も通って暖かみがある。それに様々な特徴がベルに一致して、彼女も自身をベルと言っている。どうやら、目の前の事は夢では無いらしい。
「マジか……」
そんな言葉を漏らしたが、直後に心の底から込み上げてきた感情に、気付けば彼女を、ベルを優しく抱きしめていた。
「ベル……本当に、ベルなんだな……
来なくなった時、もう来てくれないのかと心配で……
俺、お前の事疑ったりしないよ。信じるよ」
心配だった。死んでしまったんじゃないかなんて思ってしまってた。人間になってやって来るとは思ってもいなかったが、来てくれた事が悲しい程に嬉しくて。