「こい…び…?んっ、…ぁ…」恋人。先程アラームに出ていた奴隷とは掛け離れた甘酸っぱいワードに、ついついきょとんと顔を呆けさせてしまう。疑問と共に復唱をしようとするも、途中で唇が重ねられる。雨の様に降り注ぐその口付けに呆気にとられていると、求められる様に下をねじ込まれ熱く思う程の熱に目眩がした。彼女の美しさと艶めかしさの熱に浮かされながら、絡められた手に意識を向けることなく操り人形の如く歩き出す