将軍様「まずは100万から! 150! 160! お次はありませんか!」「…………」「200! 280! 360! 他にいらっしゃいませんか!」 彩音はオークショニアに指示され服の裾をあげる。皆がそこに注目し、どんどん値段がつり上がっていった。茜空様「うんっ、ちゃんと宿題して、良い子にしてたっ」 雪は肩で切り揃えられた黒髪を揺らし、帰宅した彼に微笑む。気分が浮わついているのか踵をあげたり忙しなくうごく。