紘「……面倒くさいから嫌。」適当に言ってくれればよかったのに、と思いながら嫌そうな表情を浮かべると、笑顔になんとなく違和感を感じる彼からプイッと顔を背けて逃げるために立ち上がる。斗真「へぇ……じゃあ行った時に頼んでみようかな…」フルーツタルトね、と忘れないように心の中で復唱すると、ふと千織の近況を聞きたいと思い、大学のことを尋ねてみる。「そういえば千織さん、大学はどう? サークルとか楽しい?」