>月枷黒那(k11)彼から差し出されたキャンディーを見つめ、頷くが敢えてそれは受け取らない。「こっちの方が良い」そして彼の食しているキャンディーを彼の口から離すように、月枷の手を軽く掴む。彼の唇からは甘いキャンディーの香りがした。そして吐息の掛かる距離に詰め、数センチの唇と唇の距離へと…。