>橘麗執(k14)誠意と誠意が重なり、僅かに繋がりが出来たのだろうか。彼は上着を脱ぎ、その先を許してくれるらしい。心の繋がりは、身体の繋がりより堅いと何かの書物で読んだ記憶がある。それを改めて実感させられた。「……おいで」ベッドに腰をおろし、誘うように声をかける。