>橘麗執(k16)彼の言葉に頷き、シルクアードの指先がベッド脇の装飾に触れる。すると室内は薄暗くなり、目を慣らさないと見えにくい程度になった。「緊張してる?」柔らかな羽毛枕に彼を沈ませ、その上に覆うような体勢をとる。するとケープがふわりと揺れた。